私立の高校や進学校は推薦入試やAO入試の合格者であっても、
センター試験を受けるようにと定めている学校が多くあります。
しかし、受験が終わっているのにわざわざセンター試験を受けに行くのも腰が重たいですし、
何より受験料もかかってしまいます。
今回はそんな推薦入試やAO入試で既に合格を貰っている人が
センター試験を受けなければいけないとされる理由と、
もしセンター試験を受けなかった場合高校に通知入ってしまうのか、
推薦先や卒業に影響は出てしまうのか、説明していきます。
なぜセンター試験を推薦で合格している人も受けないといけないの?
進学校が既に合格している人でもセンター試験を受けるようにと定めている理由は、
受験が終わったことでハメを外したり、たるんでしまい他の受験生へ悪影響を与えないためと、
大学入学後に一般受験での入学者と推薦入学者の間に学力の差が開きすぎてしまうのを防止するためです。
センター試験を受けないことが悪いわけではありません。
しかし、合格が貰えているからと気を抜いてしまう人が多いというのも現実です。
万が一そこで気を抜いてしまい校則を破ってしまい推薦が取り消されてしまった場合、他の方と同じように一般入試で受験をやり直さなくてはいけなくなります。
もし既に合格を貰っているという方は、センター試験の勉強を少しはしつつ、
できるだけ羽目を外さないよう気をつけて、残りの高校生活を満喫しましょう。
センター試験を受けないと高校に通知は行くの?
センター試験の結果は別途費用を払って郵送するよう指定をしない限り、自宅にも高校にも届くことはありません。
それ故受けたかどうかも自己申告によるので、高校は知ることはできません。
しかし、高校によっては点数を報告しなければ行けなかったり、
点数通知を取り寄せて提出するように指示をしてくる場合もあります。
そのような場合は実際にセンター試験を受験し、結果通知の郵送を申し込む必要があります。
届けが必要ない場合でも、同級生の報告によって未受験がバレてしまったというケースも時折見受けられますので、
既に合格を貰っている方でセンター試験をちゃんと受けに行くか、こっそりと休むかの判断はしっかりとすることが大切です。
リスクを負ってバックレてしまうよりは、一生に一度のセンター試験だと割り切ってテストを楽しむことをオススメします。
センター試験を受けないことは推薦合格先や卒業に影響が出るの?
センター試験を受けないことは前章で記したように、高校に通知が行くことはありません。
また、推薦先の大学に通知が行くこともありません。
なので、合格や卒業に影響が出ることは基本的にありません。
しかし、何らかの理由で未受験がバレてしまった際に、
怒られるだけなら良いのですが、普段の行いが悪いと推薦を取り消されてしまったりする恐れもあります。
通知は行かないですが、そういったリスクがあるということを覚えておきましょう。
そして受けなかった場合はちゃんとした理由があることが大切です。
まとめ
合格を貰った後のセンター試験や勉強は少し億劫に感じてしまいますが、ここでの勉強は大学入学後に活きてくることも沢山あります。
合格を取りに行かなくてはと切羽詰まること無くセンター試験を受けることが出来るのは幸せなことですので、
一生に一度のセンター試験、楽しんで受験してみてはいかがでしょうか?