様々な事情から会社を退職することになった際、退職願や退職届は必ず提出することになります。
初めての就職があれば初めての退職も勿論あります。
何事も初めてのことには不安や疑問が付きもの。
しかし実際退職する際には次のステップへの活動や手続きもあって
退職願や退職届に時間を割いてられないというのも現実ですよね。
今回はそんな初めての退職に際して皆様が疑問に思う退職願の「どっち?」について
現代社会でのマナーを交え見ていきましょう。
退職願は手書きで書くかパソコンで書くか?
やはりまず最初に出てくる「どっち?」はこの
手書きで書くべきなのか、パソコンで書くべきなのか?の部分なのではないでしょうか?
結論から言いますと、パソコンやワードが広く普及した現代社会の中では
パソコンでの提出を良しとしている企業が多いです。
理由としまして、
現代社会の風潮が、公的な文章はパソコンで作成するものというという概念が往々にしてあるからです。
会社に退職願・退職届のフォーマットを用意している場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
しかし、手書きであってもパソコンでの作成であっても署名は必ず自筆で行いましょう。
退職願は便箋の方がいいのかコピー用紙でもいいのか?
さて、前章でパソコンでの退職願の作成が大半だということを説明しましたね。
その際に出てくる「どっち?」はやはり
退職願はコピー用紙でプリントアウトで大丈夫なの?
それとも便箋にプリントアウトした方がいいの?
というものなのではないでしょうか。
パソコンで作成するわけですからコピー用紙で問題ありません。
便箋での記入が推奨される場合はあくまでも手書きの場合です。
様々な知恵袋等で便箋にするべきと書かれた投稿が数多く見られますが、
それらはあくまで手書きの退職願・退職届の場合であって、
パソコンで退職願・退職届を作成する際はコピー用紙に印刷しましょう。
また、手書きの場合であってもコピー用紙に記入して提出することはマナー違反ではありません。
退職願・退職届は
●パソコンで作成する場合コピー用紙で作成する
●手書きの場合のみ便箋での作成を推奨するが、
コピー用紙での作成も問題ない。
退職願は縦書きがいいのか横書きがいいのか?
いよいよ最後の「どっち?」です。
退職願・退職届をパソコンで作成する際、縦書きと横書きどっちで作成するのが良いのでしょう?
これに関してはどちらでも問題ありません。
しかし、どうしてもより角が立たないようにしたいんだという方は、
あなたの会社からの公的な書類がどちらのフォーマットで書かれているか思い出してみてください。
内定書、人事に関する書類などと、これまで様々な公的な書類が送られてきたかと思います。
そのフォーマットに合わせて縦書きか横書きかを選択すれば、より会社のスタイルに合わせているなと角が立たない書き方になるでしょう。
まとめ
退職願や退職届は、辞めるからといっていい加減に書くわけにはいかないものです。
受け手はその後その届けを元に退職手続きの仕事をしなければいけないということも踏まえ、
社会人として、そして次のステップへ気持ちよく進むためにも
しっかりと現代社会のマナーをわきまえた退職願・退職届の作成をしましょう。